秋真 in 政治

政治ネタでTwitterとかだと書きにくい長文を不定期に投げる場所。

森友学園問題――資料を読んでの感想

 

書き直している間にまたぞろいろいろ話が流れ、旬が二つ三つ過ぎてしまった。しかしここでは前記事の内容に対する個人的な所感にとどめるものとする。書くと言ったから書く、その程度の話とする。

1.特例的対応とかその辺の語句はあろうがなかろうが変わらない。イレギュラーな対応なのは書き換え後の文書からも分かる通りであり、語句の有無はあまり意味をなさない。それをあえて行ったのは枝葉末節をとらえての批判が多くある現状からであると思われ、その点批判側はもう少しうまくやるべきであろう。

2.発端として鴻池事務所の紹介があったことはおそらく事実であろうし、鴻池事務所が紹介を行うこと自体に問題があったとは思われない(紹介した相手に問題があったところは問題であるが)。ただし財務省内部でそこにウェイトを置いていたことには問題が起こり得ないとしない。

3.平沼事務所鳩山事務所から『高額であり、何とかならないか』というクレームがついたというのはそのまま事実であれば割と問題であろうという認識である。使える制度はないか程度のつもりかもしれないが働きかけ方としてよろしくなかろう。

4.明恵夫人に関するコメントが書かれていたのが理財局に出す文書(04,05)に限っていたところを重要視している:対応していた本人たちはあまり重視しておらず、しかし中央は気にするかもしれない、のような雰囲気を感じるからである。

5.「いい田んぼになりそうですね」と「いい土地ですから前に進めてください」を同じ会話の中で言うことはあり得ることであり、矛盾ではない。

 

そんなところで。